<第2巻>
瓦礫。壊滅した都市、ミッドガルズ。暴走した魔導砲の傷跡は深い。
瓦礫の山を掻き分け、母の身体を探す一人の少女が居る。その小さな手。
ライゼンは、己の所業に呆然と立ち尽くすしかなかった。
黙って少女と一緒に瓦礫を片付け始めるミント。ひとつずつ現実に対処していくしかないのだ。過ちを償うために・・・。
第2巻は、魔導砲で崩壊したミッドガルズから、ついに時空転移を果たすまでのクレス達の物語が語られる。
助けを求めるユグドラシルのため、ミントは全力で癒しの呪文を唱える。苦痛に耐えるミント・・・。
そこに現れたのは、魔王ダオス!
絶対絶命のピンチにクレス、アーチェは結界にはじかれて――
果たしてクレスはミントを助けることが出来るのか?そして、現れたダオスの目的とは? |